校長室前のメダカを育てている水槽の管理をしてくれている1年生がいます。阿部さんと岩﨑さん。以前もHPで笑顔が素敵な生徒として紹介しました。阿部さんと岩﨑さんは、毎日7時20分頃に二人で楽しそうに水槽のライトを点ける作業をしてくれています。毎日欠かさずです。そして、廊下が汚れている時はきれいに掃除をしてくれます。今朝も連休中の風で舞い込んできた葉っぱを掃除してくれていました。心温まる朝です。
外枠はほぼ完成のように見えます。内側の工事が進められているようです。
昔からケヤキの木が好きです。春にはみずみずしい新緑を、夏には深い緑を、そして秋には黄色や赤の美しい紅葉を見せてくれます。冬にすべての葉を落とし寒々とたたずんでいる姿も、また何とも美しいものがあります。校庭のケヤキの木の下で、しばらく種を探してみました。
ケヤキの開花、結実には、豊作の年と凶作の年があるようで、今年はあまり種をつけていないようです。でも、写真のように採れた種を播いてみようと思います。10年、20年かかってケヤキの盆栽でも仕立ててみようかと思案中です。まずは、種を発芽させることに挑戦です。
いつも花壇の世話をしてくれている整美委員長の北さんとその仲間たち。秋の風に吹かれてのスナップショット。コスモスの花と彼らの笑顔が、秋の爽やかさを一段と引き立ててくれるようです。
花壇のコスモスもこれからが旬です。ひまわりの時のように、通りがかりの人たちの心を和ませる「ミニ映えスポット」になってくれると嬉しいです。
今朝、いつもよりも早く目が覚めたこともあり、7時過ぎに学校に着きました。もう10名弱の先生方が仕事をしていらっしゃいました。粕屋中の先生方の朝はかなり早いです。
澄んだ空気の中、明るみ始めた空を見ながら、深呼吸を一つ。ふうっ。静かに校舎がたたずんでいます。風もない朝、ケヤキの落ち葉も固まったように動きません。
そんな静寂を打ち破るように、もうしばらくすれば生徒が元気に登校してくるのだと思いながら、しばらくの間、明るむ空を眺めていました。
すべての人にとって、今日も一日良い日でありますように。
昼休みには整美委員が毎日花の水やりをしてくれています。そうした手入れもあって、校門のコスモスがだんだん咲いてきています。夏に育てていたひまわりのこぼれ種から申し訳なさそうに背を伸ばして咲いている子供のひまわりも可愛げです。花壇のコスモスの満開もまもなくです。毎日水やりありがとう。
先日、県立須恵高校の荒木礼子校長先生がわざわざ本校へお越しになり、粕屋中の卒業生が大活躍したという嬉しいニュースを届けてくださいました。
平成29年度卒業の白木束幸(しらき つかさ)さんによる絵が、ベネッセ教育総合研究所が発行する高校情報誌「VIEW 21」の6月号の表紙を飾りました。VIEW 21は6月号から、全国の高校生の手による絵を表紙に起用することとなったそうで、記念すべきその第1号に、本校の卒業生 白木先輩の絵が採用されたという偉業です。
白木さんの描いた絵は、書道のオンライン授業の様子を描いたものだそうです。インタビューの中で、白木さんは、「書道の授業が表現活動について考えに影響を与えてくれたものだった。自分の思いを他者に伝えたいという人間としての根源的な衝動が、あらゆる表現活動の源だと思う。他者に思いを伝える場としての役割がますます学校に求められていくと思う。」と述べています。また、「自分はいろいろな人に助けられてここまで来れたということをはっきりと自覚した。だから、卒業の日まで後悔のないように、しっかり勉強に励みたい。」と結んでいます。
何とも深い白木さんの言葉に、私自身うなずいてしましました。高校で頑張っている先輩に負けないよう、私たちも日々努力していかなければと強く思った次第です。白木さん、これからも頑張ってください!今度、母校、粕屋中にも遊びに来てくださいね!
昼休みに2年生の吉塚くんがインタビューさせてほしいと校長室を訪れました。教員として何年になるのか、特別な資格や免許はいるのか、この仕事に就いたきっかけは何か、仕事をしていて嬉しいこと・つらいことは何かなど、たくさんの質問を受けました。世の中のいろいろな職業に目を向け、自分の夢や適性と照らし合わせながら、職業を考えていってほしいものです。
「甘く香ってくるこの香りは!? ― そう、キンモクセイだ!!」香りの正体を一度知れば、忘れることはないほどの甘く強い香りの金木犀。校門の坂で、今、その香りは旬を迎えています。坂には「金木犀」「〈銀〉木犀」「伊吹」の順で植えられています。いい香りだなと思っていると、濵田先生の詠んだ一句を発見しました。金木犀の香りとともに秋は深まっています。
ひまわりが私たちの目を楽しませてくれた校門の花壇。用務の白水さんがひまわりを刈り取った後、コスモスを植えてくださっていました。どんどん大きくなっています。中には我慢できずに咲いてしまったコスモスがちらほら。これからが旬。また通りがかる人たちを和ませてくれるのでしょう。(次回へつづく)
10月13日(火)朝の校長の放送
令和2年10月13日(火)
全校生徒のみなさん、おはようございます。
校長先生から、今回の新型コロナウィルス感染について、話をします。よく聞いてください。
10月9日(金)の夜、7時過ぎに、本校の関係者が、新型コロナウィルスに感染していることがわかりました。全校生徒のみなさんが下校する前であれば、みなさんに説明ができたのですが、下校後でしたので、メールによる連絡になりました。
新型コロナウィルスについては、その感染がわかった時、いろいろな対応を学校だけでは決めることができないことになっています。それはなぜかというと、感染拡大防止が最優先されるからです。感染がわかったとき、それ以上感染拡大をさせないために、医学的立場から保健所が感染した人に詳しい聞き取りを行います。そして、国の決めた規定に照らし合わせ、「濃厚接触者」という、ウィルスに感染している可能性が高い人を特定したり、PCR検査を行ったり、行動の制限を指示したりします。
そして、そうした判断や指示に従いながら、町の新型コロナウィルス対策委員会は臨時休業の期間を決めたり、学校に対して消毒の指示を行ったりします。
このように、目に見えないウィルスに対して、国が細かなきまりを決めています。それは、もし日本国中の人が、自分勝手な判断で行動してしまうと感染が拡大してしまい、高齢者や、もともと重い病気も持っている人などが命を落とすという深刻な事態にもつながってしまうからです。3月から5月にかけての全国一斉の臨時休校も感染拡大をさせないための国の判断でした。
みなさんにわかってほしいのは、現在の学校生活は、「新型コロナウィルスへの感染が判明したら、まずそれ以上の感染拡大させないこと、そのためには学校をストップさせることもある」という前提で動いています。ですから、生徒の皆さんや先生方には毎日の体温チェックをお願いし、具合が悪ければ学校を休んでもらっています。その他にも、マスクを着用したり、手を消毒したり、一方向を向いて給食を食べたりしているのは、「感染したら学校がストップしてしまう可能性が大きいから」です。学校がストップすると、3年生の受験に支障が出たり、部活動ができなかったり、友達と遊ぶことさえできなくなります。ですから、みんなお互いに感染しないようにしなければならないのです。
しかし、目に見えないウィルスです。いくら注意していても感染してしまう可能性はあります。みなさんは感染防止の行動をしてくれていたとは思いますが、今回、感染者が確認されました。
感染者が確認されたので、先ほど説明した通り、保健所の調査があり、保健所は町の新型コロナウィルス対策委員会へ指示を行いました。その結果、多くの部活動生のみなさんには、新人戦の出場を辞退してもらわなくてはならない判断に至りました。
多くの部活動生のこれまでの努力や試合に臨む気持ちを思うと、校長先生も心が張り裂けそうでした。校長先生や副校長先生、教頭先生も一緒になって何とか新人戦へ出場できないものかいろいろ考えましたが、今年の新人戦は「感染防止対策を万全に行うこと」を条件になんとか開催に漕ぎ着けることができました。そのため、感染拡大をさせないための厳しい規定があり、出場を辞退せざるを得ませんでした。
学校からのメールを保護者の方に見せてもらった時、みなさんも保護者の方もびっくりすると同時に、がっかり悲しくなったことと思います。みなさんのやるせない気持ち、悲しい気持ち、腹立たしい気持ちはよくわかります。また、その気持ちをどこにぶつけたらいいのかわからず、苦しい思いをしている人が多くいることも想像できます。今の校長先生には、そうしたみんなの苦しい胸の内を聞くことくらいしかできません。もし、悔しい気持ち、悲しい気持ちなどを吐き出すことで少しでも気持ちが楽になる人は、校長室に来てください。もちろん、校長先生でなくても、担任の先生や顧問の先生に気持ちを伝えてもらってもかまいません。
でも、一つだけお願いがあります。そうした悔しい気持ちや腹立たしいモヤモヤを、感染した人に向けてはいけません。感染した人は、感染したくて感染したのではありません。今、感染した人は、とてもつらい思いをしていることを想像してください。相手の立場に立って想像してみてください。もし、あなたが感染し、非難の目を一斉に向けられたら、耐えられるでしょうか。校長先生でも耐えられないかもしれません。こうした時こそ、相手を気遣う温かい心を呼び起こしてほしいと願います。今、悲しい気持ち、悔しい気持ち、腹立たしい気持ちでいっぱいの人も、相手を気遣う温かい心がちゃんとあります。それを呼び覚ましてほしいのです。
感染した人に対してだけでなく、新人戦に出られずに悔しい思いをしている友達に対して、温かい声かけをしてください。そうした温かい声かけができれば、学校の沈んだ雰囲気も少しずつ明るくなっていくと信じています。
粕屋中の学校関係者に新型コロナウィルスの感染者が出たということは、他の学校の人も知ることになるでしょう。校長先生は今、思っています。新型コロナウィルスの感染者が確認された粕屋中学校が、現状にくじけることなく、自暴自棄になることなく、いつまでも肩を落とすことなく、顔を上げ、笑顔で次の目標に向かって頑張っていく姿を、他校の人たち、地域の人たちに見てほしいと、そう願っています。
最後に、粕中ACTIONの6つでまとめます。
黒板の上の学校スローガンを見てください。
粕中ACTION
A:愛情、慈しみ
感染した人や、今つらい思いをしている人に温かい声かけをしよう
C:挑戦、努力
気持ちを切り替えて次の目標に向かって頑張ろう
T:チームワーク
全校生徒みんなで、コロナで沈んだ雰囲気を拭い去ろう
I:想像、創造
感染した人、その家族の方など、相手の立場に立って考えてみよう
O:義務、責任
お互いが感染しないよう、感染対策をもう一度徹底しよう
N:気づき
苦しい思いをしている人がいないか周りを見てみよう
みんなでまた粕屋中学校の明るい雰囲気を取り戻しましょう。
以上で校長先生の話を終わります。
感染が判明した翌日にも保健所、町の教育委員会と連携して消毒を行いましたが、本日は再度、全職員での校内一斉の消毒作業を行いました。
工事において、大きな音が出ると授業に支障が出るため、土日に大きな工事が進められています。今日、学校に来ると、骨格ができていました。エレベーターの設置がイメージできてきました。
今日から10月。今年もあと3ヶ月となりました。まさしく「光陰矢のごとし」です。
さて、今日は「中秋の名月」の日。天気も良く、中秋の名月が見られそうです。私としては、このかた月を愛でるということをあまりしてこなかったのですが、今晩は夜空を仰いでみようと思っています。
毎年、疑問に思っていたことがあります。中秋の名月の日が9月だったり、10月だったりして、一体いつなのかわからず、過ぎてしまった後に、「昨晩はきれいな中秋の名月でしたね」などというニュースを見ると、「早く教えておいてよ!」と言いたい気持ちでした。
調べてみると、かつての太陰太陽暦を現在の太陽暦に当てはめる際、どうしてもずれが出てきてしまい、中秋の名月は、9/7~10/8の間にやってくるようです。今年は今日10/1。来年は9/21になるようです。(右の表を参照)
いずれにしろ、日本人は昔から月や花を愛でて歌を詠んだり収穫を祈ったりと、時の移ろいを感じながら独自の素晴らしい文化を形成してきました。
秋の七草というものがあります。はぎ・ききょう・くず・なでしこ・おばな(ススキ)・おみなえし・ふじばかまの7つです。おそらく生徒たちはススキくらいしかわからないでしょう。ススキは豊作の稲穂を連想させることからも日本人には愛されてきました。
こうした日本の良き伝統を、今宵楽しんでみませんか。
ひまわりの種をとる作業を快く引き受けてくれた特別支援学級のみんなでした。今朝、村岡君がとったひまわりの種を校長室に持ってきてくれました。中身が入っていない種が多くあった中、一つ一つ確認して分別してくれた特別支援学級のみんなに感謝します!この種は次につながるように活用します!ありがとう!!
廊下に置いてあるサインスタンド、通常は「静かに歩きましょう」などというメッセージを貼ったりするものですが、各フロアのサインスタンドにメッセージがあります。それぞれの学年の生徒に送る言葉です。目にした生徒が何かを感じ取ってくれたらと願っています。誰が置いてくれたのかは・・・ヒ・ミ・ツ。
理科の榎田先生が水槽のメダカを全部取り出し、産卵を促すために、オス1匹とメス2匹だけにしていました。メスの1匹は残念ながら亡くなってしまいましたが、もう1匹のメスが水草に産卵をしました。産卵した卵を他の容器に移し替えてると、今どんどん孵化してきています。
多くの生徒や先生方がその様子を見に来ています。すくすくと元気に育ってほしいものです。
また、玄関先のたらいに移されたメダカたちも元気に泳いでいます。ほっと心が癒やされます。
エレベーター設置に向けて工事が進んでいます。クレーンを使った作業は安全性の点から土日を使って行うこととなっています。練習試合、お子様の送迎等での駐車にご不便ご迷惑をおかけしますが、何卒ご協力をよろしくお願いいたします。
校長室前のメダカの水槽を見ていた1年生女子、「こんにちは!」と元気で爽やかな挨拶をしてくれました。それも「ほとばしる」笑顔で! あまりの爽やかさに写真をパシャリ。 こんな笑顔で挨拶をされたら、誰もが心が和んで笑顔になりますよね。
夏の間、私たちを楽しませてくれた「ひまわり」の種取り作業を、特別支援学級の生徒がしてくれました。今や、ひまわりの種取りをしたことのある生徒もほとんどいない中、先生の指導を受けながら作業をしてくれました。
悲しいことに、種の中身がスカスカのものが多く、中身がつまった種が少ないことにショック!そもそも受粉がうまくいかなかったのか、刈り取り時期がよくなかったのか・・・。一つ一つ、中身が入っているか確かめながら振り分けてくれました。作業はしばらく続きそうです。
今日は9月11日。2001年(平成13年)9月11日朝にアメリカで起こった同時多発テロの日です。ついこの間のことのように思えてしまいますが、19年前のことになるようです。中学生のみなさんはまだ生まれていない時のことですね。
改めて、ヒロシマ、ナガサキの原爆のことを考えてしまいました。子どもたちはこれまで、ヒロシマ、ナガサキのことに関してある程度の理解はあるとは思いますが、もう75年も前のことです。語り継ぐ人も減ってきています。平和についてご家庭でもお話いただけると幸いです。
去る7月7日に粕屋町商工会から消毒用アルコールとマスクの寄贈いただいたことは、HP「学校生活」で紹介したところですが、この度、その記事が商工会の広報誌で紹介されています。
貴重なチャリティーバザーの売上金の一部を、学校のためにお使いいただいた粕屋町商工会の皆様のご厚意に改めて感謝申し上げます。アルコール、マスク、本当に助かっています!ありがとうございます!
昨日夜から深夜にかけて、台風9号の風がかなり激しく吹いていました。被害はなかったでしょうか。今朝学校に来ると、まだ7時過ぎだというのに、台風による木々の枝、葉、ゴミなどを先生方がせっせと掃除をしてくださっていました。ありがとうございます。
令和2年度 2学期始業式 校長の話
令和2年9月1日(火)
全校生徒のみなさん、おはようございます。校長先生です。先日、1学期が終わり、みなさん通知表をもらいましたね。どうだったでしょうか。皆さんの一人一人の通知表を校長先生は読ませてもらいました。担任の先生が皆さんの頑張った点をよく見てくださっていることがよくわかりました。もちろん、2学期に向けての課題も書かれてあったと思いますが、ぜひその課題を克服できるよう頑張ってほしいと思っています。
終業式の放課後、生徒の一人が「校長先生!」と駆け寄ってきて、「校長先生、俺、『1』一つもなかったです!やりました!」と言ってきました。そこで彼と握手をしました。その生徒は本当によく頑張ったのだと思います。もちろん、5で埋め尽くされることが理想なのかもしれませんが、大事なことは、自分自身の中の「伸び」が一番大事なことなのです。前の学期の成績を踏まえてその学期の成績を一つでも二つでも伸ばそうと努力することが大切なのです。きっと、その生徒も2学期は、1学期以上の評価をもらえるようにきっと頑張っていってくれるものと信じています。
行動の記録についてもそうです。△が〇へ。〇が◎へと変われるよう、自分の行動や振る舞いを見直して頑張っていってほしいと思っています。
さて、今日から2学期です。2学期は「充実の学期」です。何を充実させるかというと、それは学習であり、部活動であり、生徒会活動であり、そして学級・学年です。
終業式の校長先生の話では、1学期に始めた新しい取組について話をしました。2学期は、現在行っていることを、いかに充実させるかが、まとめの3学期につながっていく、つまり3月の最終的な自分自身の姿に直結していくということです。3年生が一番わかりやすいと思いますが、3月の最終的な姿は、卒業であり、進路実現です。胸を張って学び舎である粕屋中学校を巣立っていけるように、自分の納得のいく進路が獲得されていることが、一人一人の最終的な姿と言えます。
今日は充実させるべき内容のうち、「学習」について考えてみます。学習を充実させるためには、1学期の自分自身の授業への向き合い方、家庭学習の仕方を見直し、今日という節目の時に、新たな一歩を踏み出すことが大切になってきます。
授業への臨み方はどうでしょうか。先生の発問に、手を挙げて率先して答えていますか。ただ40分間、ぼーっとして時間をやり過ごしているといったことはないでしょうか。教室は「間違える場」です。「間違えてよい場所」なのです。多くの人が教室では正解を発表しなくてはならないと思っています。違います。正解を答えることは悪いことではありませんが、仮に間違っていても、とんちんかんな答えであったとしても、自分の考えを表現する場が教室です。だから、人の間違いを笑ってはいけないのです。
今日学習したことを、すぐに理解し、完璧な答えができる人っていうのはそんなにいません。多くの人が少しずつ少しずつ、ゆっくりゆっくりできるようになっていくのです。ですから、とんちんかんな答えが出てきて当然です。「教室は間違える場」、「正解に近づいていく練習の場」なのです。
授業中に、「先生、わかりません」ということを言う人がいるでしょうか。もし、皆さんのクラスにそういうことが言える人がいれば、その人に拍手を送ってください。そして、わからないことをわからないと言える人がいるクラスは、実は素晴らしいクラスです。わかったふりをしなくてはならなかったり、正解を答えなければ馬鹿にされたり笑いものにされたりするクラスは、残念ながら、よいクラスとは言えません。
繰り返しになりますが、勉強というのは、わからないことが分かるようになること、できないことができるようになることです。部活動を考えてみてください。毎日毎日練習しても、100%の力を試合で発揮することはなかなかできないですね。だから、毎日の部活動を頑張っているはずです。これと同じように、勉強もすぐにできるなんて、まるで超人です。多くの人は、学習でも、努力して努力して、間違えないような実力をつけていくのです。ですから、今日から授業では、「間違いを恐れず、自分の今の考えを積極的に発表していくこと」をクラスみんなで意識して実践してほしいと思っています。そして、真剣に考え、間違った答えを言った人にこそ、大きな拍手をしてほしいと思います。今日から、みなさんの授業への取り組み方が変わることを願っています。
校長先生も先生方と一緒にみなさんが、それぞれの苦手な勉強を克服できるように、取組を考えていきたいと思っています。
それでは、充実の2学期になるよう、粕屋中全校みんなで頑張っていきましょう。
これで、校長先生の話を終わります。
令和2年度1学期終業式 校長の話
令和2年8月28日
全校生徒のみなさん、こんにちは。1学期の終業式にあたって、みなさんに話をします。令和2年度のスタートは、臨時休校の中でした。3月からの臨時休校が5月末まで続き、初めて全校生徒が登校できたのが5月22日金曜日。3か月前のことです。今年は入学式も実施できず、1年生の皆さんには入学手続きという形で保護者の方と一緒に登校してもらいました。また、1年生は4月に予定していた「ふれあい学級」も中止となり、仲間づくりの貴重な行事ができませんでした。
5月、体育会の中止。特に3年生にとっては中学校生活最後の体育会でした。グラウンドに、3年生の気合の入った大きな声が響き渡ることを期待していましたが、中止となり本当に残念でなりません。
6月、中体連大会の中止。これも3年生にとっては本当につらい知らせだったと思います。
しかし、体育会中止の時も、中体連大会の中止の時も、3年生は様々な感情をぐっと堪えてくれました。そんな3年生の気持ちが、校長先生にとっては、うれしくもあり、同時に痛みでもありました。
話の初めから少し暗い話になりましたが、3年生をはじめ、粕屋中学校の全校生徒の皆さんが、コロナ禍の状況を受け止めてくれたことをうれしく思っています。
思い出せば、5月にフェイスシールドが配られ、新聞社やテレビ局がこぞって粕屋中に取材に押しかけ、全国にセンセーショナルな話題を提供したことがありました。もうずっと前のことのように思います。
さて、暗い話ではなく、明るい話題に話を進めます。コロナ禍にあっても、今年新しく始めたこともたくさんあります。
今年は、「粕中ACTION」というスローガンを掲げ、生徒会も、全校生徒の皆さんも、先生たちも新しい取組、ACTIONを始めました。大きな横断幕を交差点と、昇降口に掲げました。こんなに大きな横断幕を設置している学校は見たことがありません。学校に来られた高校の先生方やお客様も驚かれます。何よりこんな横断幕を掲げている学校の生徒に期待をされています。
生徒会は、生徒総会が実施できなかった分、生徒会サミットという新しい取組をスタートさせてくれました。よりよい生徒会活動を展開していくためです。そして、どの委員会も「粕中史上初の」という冠を付け、工夫を凝らした活動を、今現在進行形で実施してくれています。生徒会役員の人たち、各クラスの委員の人たち、そして、活動に協力してくれている全校生徒の皆さんを校長先生はとても誇りに思います。生徒会のみなさん、ありがとう。
今、昇降口前の大階段が笹の葉と短冊で飾られています。いろいろな願いや思いが書かれた短冊を見ながら、素晴らしい生徒だなと思っています。
英語・日本語2か国語放送も先月から始めました。本当は4月からの予定でしたが、7月になってしまいました。今、朝、昼、帰りの会の時に、英語の放送が流れています。英語放送をしている学校は糟屋地区の中で、粕屋中だけです。この英語放送についても、校長室に来られるお客様も、「え?英語で放送してる?」「生徒が言ってるんですか?」「すごいですね」と驚かれています。この裏には、放送部の人たちの大きな努力があります。なれない英語の原稿、そして緊張の中、上手に放送できるように、何か月も前から練習をしてくれました。放送部のみなさん、ありがとう。
校長先生は、5月に学校のHPを開設しました。先日2万アクセスを達成しました。生徒の中にも見てくれている人もいると思いますが、HPは、保護者や地域の人に、みんなが頑張っている姿を見てほしいという思いから始めたものです。3月に卒業した卒業生とこの間、会ったときに卒業生が、「校長先生、俺たちの時に始めてくれたらよかったなぁ」とつぶやいていました。卒業生も見てくれているんだと思いました。多くの人が、粕屋中のこと、粕屋中生徒のことを正しく理解してくれれば、その人たちは、学校を温かく見守ってくれる・支えてくれる・協力してくれる支援者になってくれます。支援者が増えれば、学校はどんどん良い方向へ向かって進んでいけます。ですから、校長先生はHPを毎日更新することにしています。校長先生が忙しくて記事をアップできないときは、教頭先生や、姉川先生、森山先生、高橋先生などが協力してくれます。協力してくれる先生方がいることは、本当にありがたいことです。先生方ありがとうございます。
その他にもいろいろな新しいこと、変わったことがあります。
休校中の4月末から5月のGWにかけて、田代先生が中心となり多くの先生方の協力で、自動販売機のあるスペースを憩いの場として、作り変えてくれました。憩いのスペースにあるベンチに腰掛け楽しくおしゃべりをしている皆さんを見て、とても微笑ましく感じます。暑さ対策にミストシャワーまでつけてくれました。田代先生をはじめ、協力いただいた先生方、ありがとうございます。
6月末に榎田先生がメダカの水槽を置いてくれました。生まれたばかりのメダカが日に日に大きく育っていくところを、たくさんの生徒のみなさんが見に来ていました。こうした心和むメダカの水槽を置いてくれた榎田先生、ありがとうございます。
用務員の白水さんは、いつも花の手入れをしてくださっています。5月、みんなに笑顔になってもらいたいという思いからひまわりを植えてくださいました。そして、大きなひまわりがたくさん咲きました。道行く人が足を止め、ひまわりを見て行かれました。時には写真を撮る方も何人もいらっしゃいました。今、枯れていますが、種をとるためにひまわりも頑張っています。ひまわりで学校を明るくしてくださった用務員の白水さん、ありがとうございます。
このように、いろんな人が学校を過ごしやすい環境にするために関わってくださっています。
5月に学校を再開して、みなさんは学校生活、特に、授業にたいへんよく頑張ったと思っています。40分の7時間授業という先生たちも経験したことのない授業に臨みました。先生たちも慣れない、もちろんみんなも慣れていない時間割でした。でも、みなさん、本当によく授業に集中して取り組んでくれていました。粕屋中の生徒は本当にすごいなとつくづく思います。みなさんが、7時間授業に頑張ってくれたおかげで、遅れを取り戻すどころか、当初の計画を超えて進められています。頑張った生徒のみなさんと、授業準備を一生懸命に頑張ってくれた先生方に感謝しています。みなさん、ありがとう。先生方、ありがとうございます。
3年生は、学年合同体育を成功させてくれました。男女分かれてソフトボールで勝負する姿は凄まじいものがありました。男子も女子も素晴らしいチームワークでクラスの団結を深めてくれていたように思います。特に、女子の盛り上がり方にはただただ驚くばかりでした。あんなパワーがあったんだと改めて感心しました。3年生のみなさん、よく頑張りました!
もう一つ、昨日の大掃除とワックスがけ、本当にみなさん、よく頑張ってくれました。校内を見て回りましたが、洗面所を丁寧に磨く生徒、トイレの便器をしっかりと磨く生徒、いすや机に上り、蛍光灯やテレビの裏や窓を拭き掃除する生徒、床の汚れを一心不乱に磨く生徒、汗を流しながらも暑い中外掃を頑張る生徒など、本当に一生懸命な姿を見ることができ、心から粕屋中の生徒を「素晴らしい!」と思いました。
そのあとのワックスがけも、ボランティアの生徒と一緒に楽しく掃き掃除を行い、笑顔でワックスがけの作業をする姿がどのクラスでも見ることができました。校長先生も自ずと笑顔になりました。全校生徒のみなさん、ありがとうございます。
最後に、今、コロナ禍ということで、全国の学校が、例年と違う学校生活を送っています。先行きが見えず、誰もがついついマイナス思考に陥りがちになってしまいます。しかし、そうした中にあっても、今述べたように、粕屋中学校は決してマイナスにはならず、プラスの方向へACTIONが起こせています。それは、すべて、全校生徒のみなさんが頑張ってくれているからです。
全校生徒のみなさん、1学期、本当によくがんばりました。来週9月1日からの2学期も、みんなで頑張っていきましょう!
これで、校長先生の話を終わります。
1学期の終業式というタイミングで、ひまわりを刈り取りました。しばらくの間、私たちを和ませてくれたひまわりです。一番大きなひまわりは顔の大きさを上回るほどでした。来週、生徒のボランティアを集め、一緒に種を収穫したいと思います。
いろいろなこと、正に多目的に使用してきました多目的室。まもなく工事が終了します。
というのも、粕屋中は今後も学級数が増えていく予定で、音楽室・美術室がそれぞれ2つ必要な状況になりました。そこで、多目的室と職員会議室のスペースを大きく2分割し、第1美術室と第2美術室にしていきます。これまで使用していた美術室は、第2音楽室として生まれ変わります。
本日、ノー部活デーということもあり、教員研修を行いました。福岡教育事務所から、特別支援教育のスペシャリストである因指導主事、重冨指導主事のお二方をお招きし講話をしていただきました。全体研修の後、特別支援学級担任には「自立活動の在り方」について、通常学級担任等には「特別な配慮を必要とする生徒の理解と支援」について、具体的なお話をしていただきました。先生たちは、熱心に話に耳を傾け、メモを取り、大きく頷いていました。特別支援教育についての研修の必要性を改めて感じた次第です。
粕屋町は特別支援学級在籍児童生徒数、特別支援学級数が県内で最も多い町です。特別支援教育は、特別支援学級で行われるものではなく、すべての学校、学級で行われる教育です。私たちは粕屋町の現状を踏まえ、生徒の「わかる」「できる」を実現させるために、研修を重ねていきたいと考えています。
熱く、丁寧に、分かりやすくお話をしていただいた因指導主事、重冨指導主事に心より感謝申し上げます。
今朝、挨拶運動の横で、ストックヤード(外掃道具をしまっている場所)の中を掃除する女子生徒を発見しました。「何してるの?」と尋ねると、『掃除をしています」と。「自主的に?」『はい。』
まぁ、なんと素晴らしい生徒か!あなたたちの心が美しい!!
ちなみに、心の美しい生徒は、3年1組の北さんと瀧上さんです。ありがとう!
種を採取するために放置しているひまわりに、種がぎっしりと詰まってきています。種の採取まであと少しです! そんなひまわりの横で外周を走る生徒の姿に、何とも言えぬ幸せな時間を感じます。
ひまわりの花が盛りを終え頭を垂れてきていますが、今、種を育てています。よく見ると、白と黒の縞々模様の種ができてきています。もうしばらく夏の日差しを浴びて、種をしっかりと大きく育んで行く予定です。
種を見ていて改めて思ったので調べてみました。外側の花弁は大きな一つの花のように見えますが、実際は頭状花房と呼ばれるもので、ひまわりは多数の花が集まって一つの花の形を形成するというキク科の植物に見られる特徴だそうです。勉強になりました。
本日にでも梅雨明けの発表が出るかと心待ちにしているところです。ここ最近の蝉時雨ときたら、朝の出勤時にはすでに大合唱状態。音量を計測すると何デシベルくらいあるものかと一人考えてしまうこの頃です。しかし、おかしなもので、蝉のこのうるささは妙に許せるというか、気にならないものです。これは私が日本人だからなのでしょうか。短い命の蝉たちの、精一杯の鳴き声に、「頑張れ!」と声をかけたくなります。
久しぶりに晴れ間が見える本日です。ひまわりも次々に咲いていますが、先に咲いたひまわりは、もう受粉したのでしょうか、厚く膨らみ始め、その重さからなのか首を垂れています。梅雨明けの燦々と降り注ぐ太陽の下、太陽に向かって顔を上げてほしいひまわりですが、梅雨明けまでは待てなかったようです。
羞天花(しゅうてんか)とは、ひまわりの別名です。
先週末からの集中豪雨により、球磨川、筑後川をはじめ、たくさんの支流が氾濫し、九州各県の広い地域に甚大な被害が出ています。被災地の映像を見るたびに、失われた命や被害の状況、そして、被災者の方々の生活を考えると心が痛みます。
幸せな生活が一日にして失われてしまう災害の恐ろしさ、改めて災害時の備えをしておく必要性を感じます。私たちの住む粕屋町、被災地と同じような豪雨が長時間続いていたとしたら、私たちの町の今日は、また違った状況だったかもしれません。
被災地の人々はもとの生活を取り戻すべく、悲しみや苦しみをこらえ、歯を食いしばって頑張っていかれることでしょう。私たちにできることは何か考えていきたいと思います。
けやきの木にはクマゼミの声。校門、昇降口には輝くようなひまわり。夏を感じさせてくれます。大雨がつづく中のわずかな晴れ間ですが、元気なひまわりの花が元気を与えてくれているように感じます。
多くの方々の閲覧により、検索サイトで「粕屋中学校」と入力いただければ、トップに表示されるようになりました!なんと、粕屋東中を抜きました!(笑)
とにかく、これはすごいことです。本当に多くの保護者や関係者の方々に見ていただいているおかげです。ありがとうございます。これにより利便性も増しました。より一層充実したホームページづくりに取り組んでまいります!ありがとうございました!!
外国の特派員向けの記者会見が行われる、日本記者クラブの会報に、なんと、本校の写真が掲載されました。そのすごさはよくわかりませんが、コロナ禍を象徴している1枚だったということなのでしょう。
7月に入りました。7月ということは、言わずもがな今年も半年が過ぎたということになります。年が明け令和2年が始まった頃にはまだ新型コロナウィルスの感染は全くと言っていいほど、国内では報道されていませんでした。1月に修学旅行へ行った際にも、誰もそうした心配はしていませんでした。その後、2月に入り感染者報道が頻繁になされるようになり、国内の状況が急速に悪化していきました。他市では修学旅行を中止にせざるを得ない学校も出てきました。そして、2月末の安倍首相の「全国の小・中・特別支援学校を臨時休校にする」との発表を受けて、3月から約3ヶ月に渡る長い臨時休校となりました。
学校再開から1ヶ月が過ぎ、生徒も今、授業や部活動に熱心に取り組んでいます。福岡地区の感染状況も落ち着いていることから、本日7月から飛沫防止を行った上で、教育活動をまた一段階、通常に戻していきます。具体的には、
〇授業開始時、終了時の挨拶を黙礼でなく、声を出して行っていきます。
〇授業におけるペア活動、班活動を実施していきます。
〇実験、実習等を順次行っていきます。
〇通常の清掃活動を実施していきます。
〇保護者向けの説明会等を解禁していきます。
新型コロナウィルスとの共存が避けられない中ですが、感染防止対策を可能な限り実施し、教育活動を行ってまいりますので、今後ともご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
令和2年7月1日
いつも学校をきれいにしてくださっている用務員の白水さん。花の手入れ、植え替えなど、いつも心配りをしていただいています。その白水さんが植えてくださったひまわり。ぐんぐん成長し、今朝、一番目の花を咲かせていました!校門のひまわりが次々に開花していきます!ひまわりの花は元気をくれますね!
今年度から本格的に展開する本校の学校理念のスローガン「粕中ACTION」の特大横断幕を、生徒昇降口上に設置しました。粕屋中学校交差点には一足早く掲げていますが、今回は2.5m×7mの特大版です。
本町は、5月25日(月)から学校を一斉登校という形で学校を再開させ、一月が経ちました。他市町のような分散登校を行わない代わりに、感染リスク低減のためのフェイスシールドの着用をもって一斉登校に踏み切ったものです。フェイスシールドについては、全国的に前例のない対策ということもあって新聞・テレビ等各メディアで取り上げられました。現在では、熱中症対策の観点から着用は給食の配膳と授業の特性に応じた限られた場面に限っております。
保護者の皆様には、毎朝のお子様の検温、体調管理等にご協力いただき感謝申し上げます。毎朝の検温は新しい生活様式の一つとしてご指導をお願いいたします。併せて、風邪症状や体調の不具合がありましたら、登校を控えさせてください。
再開から少しずつ一日の授業を増やし始め、現在は1単位時間を40分とし7時間授業を行って、当初計画していた教育課程を履修させることができるようにしているところです。生徒、教師ともに慣れない1単位時間並びに7時間授業ですが、各教師が工夫しながら進めています。
今後も新型コロナウィルスの感染状況を見ていく必要があるため、学校行事等については依然として未定の部分もありますが、7月からはまた一つ規制を緩和し、できるだけ通常の学校生活に近づけていきたいと考えています。
令和2年6月26日
深緑の候、保護者の皆様におかれましては益々ご健勝のことと拝察いたします。また、日頃より本校の教育活動にご理解ご支援いただきありがとうございます。
さて、去るゴールデンウィーク明けに、本校手作りのホームページの運用を開始いたしました。そして、日を遅れて5月23日にカウンターを設置いたしました。ちょうど一ヶ月となる本日、アクセス数が7,000を突破いたしました。日ごとに伸びる閲覧数を見ながら、多くの保護者の皆様にご覧いただいているということを実感しているところです。
また、保護者の皆様以外にも、地域の方々、行政の方々、他校の先生方や高等学校の先生方等にも広く閲覧いただいているようで、ホームページについてお声かけをいただいたり、メッセージをいただいたりすることも度々です。
今後も、学校からのお知らせをはじめ、学校生活の様子等について「広く・早く・楽しく」をモットーに、粕屋中のオリジナリティ溢れるホームページを模索していきたいと考えております。今後とも本校の教育活動にご理解ご協力いただきますようお願いいたしまして、閲覧のお礼を申し上げます。
令和2年6月23日
学校の強い味方を紹介します!小坂さんです。自称「おっちゃん」と言われています。毎日、粕屋町の小中学生の安心安全と、学校のサポートを無償で行ってくださっています。 とにかく、明るく元気。いつもお話しすると元気をもらえる力強い学校のサポーターです。 生徒のみなさん、街角で出会ったら、元気よく挨拶してくださいね!
先週、「ビワの袋、いつまでかけておくんですかね?」と副校長先生がボソッと。すると、榎田先生と髙橋先生が袋を外し始め、収穫作業の始まり。まだ小さいビワの木とはいえ、50個ほどのビワが収穫できました。校長室に収穫したビワを持ってきてくれました。私も3つほどいただきました。職員室では冷たく冷やし、みんなでいただきました。
そして、なんとカラスがビワを持ち逃げし、グラウンドで食べて逃げるところに遭遇。髙松先生が「カラスが持っていくんですよ」という言葉がよみがえりました。カラスもおいしいことは知っているのですね。
校長の放送(5月22日金曜日8:25~)
全校生徒のみなさん、おはようございます。今日みなさんが元気に登校してきてくれたことを先生たち一同、心から喜んでいます。
長い長い臨時休校となり、そしてその間、日常生活の様々な行動を自粛しなければならず、本当に苦しい毎日だったと思います。臨時休校が長引くと、勉強の遅れが心配になったり、新しいクラスの友達との関係が不安になったり、特に、1年生は中学校のことが全く分からず、不安は大きかったことと思います。3年生は進路のことも心配でしたね。
しかし、ようやく学校再開を迎えることができます。勉強の遅れは心配いりません。先生方がちゃんとこれまでの遅れを取り戻せるように計画を立て、授業を進めてくださいます。そうした準備を先生方はしていました。
さて、今日、校長先生から、大きく2つのことを話します。一つは「新型コロナウィルス感染症について」、そしてもう一つは 「それによる差別を許さないということ」についてです。
まず、一つ目の「新型コロナウィルス」についてです。昨日までに、日本国内では大型クルーズ船を除く感染者は16,320人に上っています。お亡くなりに なった方の人数は、粕屋中の全校生徒数とほぼ同じ、799人です。福岡県ではこれまでに、655人の感染が確認されています。 4 月の始業式の日に、 校長先生は話の中で、 全世界の感染者数は 120 万人と
言っていましたが、昨日までには全世界では感染者が 500 万人にも上っています。新型コロナウィルスについては、世界中の研究機関が研究をしていますが、未だにその詳しいことはわかっていません。終息がいつやってくるのかもわかりません。多くの専門家の方々が、必ず2回目の感染のピーク、3回目のピークがやってくるだろうと予想しています。 有効な治療薬やワクチンが開発されるまでは、このウィルスと
共存していくしかありません。つまり、感染しない・感染させないよう、感染防止の行動をとることが求められます。つまり、マスクを着用し、くしゃみや咳のエチケットを守ること、3密を避けること、手洗いをしっかり行うこと、
閉鎖され場所や施設へは極力行かないようにすることなどが挙げられます。感染防止のための学校生活の仕方については、このあと先生方から話があると思いますので、それを確実に実行するようにしてください。ご家族の中には、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らしている人もいると思います。重い病気をもたれている家族のいる人もいると思います。こうした高齢者やもともと病気を持っている人が感染すると、症状が重くなり、命を落としてしまうことさえあります。ですから、家族のためにも、学校生活上、気を付けなければならないことをしっかりと守ってほしいと思います。
次に、新型コロナウィルスに関しての差別についてです。私たちはもしかすると、ウィルスに感染していて、ただ症状が出ていないだけかもしれません。今後、粕屋中からも感染者が出るかもしれません。生徒だけでなく、皆さんの家族の誰か
が発症するかもしれません。もし、そうなった時、決して感染した人やその家族のことを誹謗中傷することがないようにしてください。誹謗中傷とは、ある人を罵ったり、悪口を言ったり、のけ者にしたりすることを言います。人として、こうした行為は恥ずかしいことです。みなさんの中には、インフルエンザに罹ったことのある人も多いと思いますが、インフルエンザに罹った人やその家族を悪く言うことはありませんよね。これと一緒です。もちろん、粕屋中から感染者が出た場合は、
また臨時休校になることが予想されますが、だからこそ、みんなで力を合わせ て、このウィルスに感染しないように、広げないように行動していくことが求められるのです。
校長先生からは、新型コロナウィルスに対する向き合い方について2 つお願いをしました。よろしくお願いします。
最後に、来週月曜日から、授業を開始します。少しずつですが、本来の学校生活に戻していきたいと思っています。粕屋中が、またみんなの笑顔で溢れることを願っています。
これで、校長先生からの話を終わります。みなさん、頑張っていきましょう!
生徒の登校を明日に控え、先生たちも心なしか緊張しているように思えます。今日も各学年の打ち合わせ、係の打ち合わせがあり、そして、担任の先生方は生徒を迎える準備を行うことになっています。
そうした中でも、先生たちの朝は変わることなく、朝から学校内外をきれいにしてしてくださっています。朝のルーティンの掃除の様子です。自発的なACTION(行動)に、感謝の気持ちでいっぱいです。
昨晩までの雨が上がり、今日はまた清々しい青空に恵まれました。今日は5月19日。本来ならば、今週の土曜日5月23日は体育会の予定でした。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、中止を余儀なくされましたが、「本当だったら今頃、グラウンドでは体育会の練習の真っ最中だったんだろうな」と、青々と茂り始めたケヤキの木を見ながら思いました。
中学生には新緑が似合います。若々しい新たな枝を伸ばし、黄緑色の若葉が太陽をいっぱいに浴びて毎日光合成を行いながら葉を茂らせていくーそして深みのある緑色へと変化していく。
生徒が大人になる過程で、様々なことに興味をもち、様々な学習を行い、自分の中に秘めた能力を発揮していくーそして人間としての幅を広げ、深く物事を思慮できる立派な人となっていく。まさしく中学生のように感じます。
今週、生徒が登校してきてくれることが、楽しみで楽しみでなりません。
粕屋中学校では、生徒も教職員も「粕中ACTION」というスローガンの下、様々な教育活動に取り組んでいきます。そのシンボルとなるロゴを作成しました!なかなかよい出来かな・・・と。(自画自賛)
学校再開に向けて、本日、朝の職員朝礼で私校長から、粕屋町の方針と、今後私たち教職員が早急に行わなければならないこと、配慮すべきことなどについて説明を行いました。
学校再開そのものはたいへん喜ばしいことですが、新型コロナウィルスへの感染リスクが完全にゼロになったわけではありません。生徒、保護者の方々にとっては、学校再開への不安もおありのことと思います。そうした不安を私たち教員は真摯に受け止め、感染リスクを可能な限り低減させる手立てを講じながら、学校再開の準備を進めてまいります。
教職員一同、ようやく学校が再開され、生徒と一緒に学校生活をスタートできることをたいへん喜んでいます。本日は、職員朝礼の後、各学年の打ち合わせ、組織の係ごとの打ち合わせを行い、生徒を迎える準備に入りました。22日金曜日の登校日、そして、その後の再開に向け、教員チーム一丸となって準備を進めてまいります!
朝、ポスティング出発の様子をお伝えしました。先生方のポスティングの様子をお知らせします。2回目ということもあり、前回よりもスムーズに配達ができたようです。
今日も生徒のみなさんの元気な声が聞くことができたと先生たちは嬉しそうでした。
そして、またまた写真のように、うれしいメッセージがポストに貼ってあったようです。課題を入れるカゴを準備してくれている生徒もいたそうです。優しい気持ちをありがとう!
さあ、今日は第2回目のポスティングの日。よく晴れています。今日も先生たちが手分けして生徒の家に課題の配付です。粕屋町は道が狭く、駐車できない場所が多くあるので、一人が運転、もう一人がポスティングというペアで回る先生方も。 先生方!安全運転で!行ってらっしゃい!!
いたく感動した話をします。写真を見てください。これは、とある生徒の家のポストに貼ってあった先生宛のメッセージです。
先週、7日(木)、8日(金)に先生たちが一斉に全生徒宅に課題のポスティングを行いました。先生たちは手分けし、住所と地図を頼りに一軒一軒、家を探して行ったわけですが、なかなか家が見つからずに苦戦もしたようです。そうした中、ふと目にとまった先生宛のメッセージ、発見した宮﨑先生と中西先生は、「わぁ!」と思わず叫んだそうです。そして、感動のあまり写真をパシャッと。
学校に帰ってきて、これを他の先生に報告すると、先生方は大感激!まるで自分がもらったメッセージのように、喜びを共有しました。
もちろん、そのあと私の耳にもこの話は飛び込んできました。校長の私は、ジーンと胸が熱くなりました。コロナ禍の中、苦しい日常が強いられていますが、そうした苦しさを一瞬にして払拭してくれる心温まるメッセージでした。本当にありがとう。
今日は朝から日差しが強く、まぶしい朝日を浴びながら出勤しました。車を停めると、そこに飛び込んできたのは児玉先生の姿。まぶしい光の中、黙々と箒を動かす姿に心が洗われるようでした。朝日とともに児玉先生の誠実さがひときわ輝いて見えました。粕屋中には本当に素晴らしい先生方がたくさんいるんだなと改めて思った次第です。
現在、学校は県教委の指導により、3密を避けるため、可能な範囲で自宅勤務をするようにしています。今朝の職員室の様子を写真に撮ってみました。密集しないように、朝から自分の学級や特別教室などで仕事をする先生もいます。それぞれ、次回の配付課題の作成、再開してからの授業の準備、ワックスがけや校内環境の整備作業などを毎日行っています。
生徒が登校できるようになる日がいつかなのか、まだ決まっていませんが、その日のために先生たちはいろんなことを一つずつ、少しずつ進めています。今日は、ハンドボールコートの草を刈る江頭先生の姿が私の心にジーンと響きましたので、写真を撮って一句詠んでみました。
朝来ると、女性の先生が何やら怪しげな行動をとっていました。様子をうかがうと、なんとビワの実に袋かけをしているところでした。
「ビワには袋かけしなきゃいけないんですか?」と尋ねると、口々に「カラスが持っていくんです」「毎年、カラスか生徒か、取り合いなんです」との返答が返ってきました。
実は昨日、私もビワを見て、「もうそろそろ食べ頃だな。明日にでも一つ拝借しよう」と思っていたのです。しかし、女性の先生方による『ビワを守り隊』によって私の計画が・・・。
ともあれ、生徒が我れ先にとビワの実に走り寄って食べる姿を想像すると、何とも滑稽で微笑ましく思えてきます。
毎朝出勤すると、校門付近では先生たちがせっせと校舎内外の清掃をしてくださっています。校長として頭の下がる思いです。これはコロナによる臨時休校だからというのではなく、粕屋中学校のよき風土となってきているものです。
今日は4名の先生方の様子を紹介します。それぞれの先生に、どんな思いで朝の掃除をされているのか尋ねてみました。
〇宮崎俊先生「環境を整えることは子どもを育てる上での基本だと思っています。だからいつもきれいにしておきたいと思っています。」
〇毛戸先生「朝の掃除を始めて4年目になります。自分で決めたこと(朝の掃除)を続けていくことは自分自身の修行だと思っていますし、誰かの役にたっているのであればうれしいです。」
〇川村先生「田代先生を中心に先生たちで作った中庭を見て、生徒たちが驚いてくれたり喜んでくれたりすることを願って掃除をしています。」
〇森山先生「いつ生徒が登校してきても、気持ちよく迎えられる準備をしておきたいと思っています。」
校長として、先生たちのこうした気持ちをとてもうれしく思います。本当にありがとうございます!
次回は、また別の先生の掃除の様子を紹介します。
臨時休校に入って、今年来られた主幹教諭の田代先生が自動販売機のある中庭のスペースを生徒たちが憩える場にしたいと言ってこられました。手を加えてもいいですか?との申し出にOKを出したところ、それから毎日作業される日々。田代先生を中心に若手の先生や支援員の先生も加わり、側溝の泥の撤去、高圧洗浄機による地面ブロックの洗浄、棚・椅子の製作と設置、植物の設置、パラソルの設置などの作業が続きました。
そして、完成したのが写真のような素敵なスペース。最高の出来です!先日学校にお見えになった他校の校長先生からは「すごいですね!まるでルクルにいるみたいですね!」との驚きの声がありました。田代先生はじめ、携わってくださった先生方、ありがとうございました!
この憩いのスペースには、まだ名前がありません。何かよいネーミングがあれば、学校が再開されたのち、ぜひ校長先生まで伝えに来てください。
最後に、この憩いのスペースが、みなさんに愛され、心安らぐ癒やしの場になることを願っています。
5月8日(金)
ゴールデンウィークも終わりましたが、みなさん元気ですか?今年はこれまでと違ったゴールデンウィークを過ごしたものと思います。
今、福岡県の新規感染者数も減ってきています。だんだんと収束してきているように感じます。学校が再開されるまでもう一息です。私たちの周りから新たな感染者を出さないよう、また感染者とならないよう、3密を避ける行動をしていきましょう。
さて、今日はとてもいい天気でした。青い空の下、校舎が輝いて見えました。校門の花々も、昇降口前の大きなフェニックス(ナツメヤシ)の木もみなさんの登校を心待ちにしているようです。
昨日、先生たちが一斉にみなさんの家に課題のポスティングを行いました。元気よく出迎えてくれた人もいたようで、先生たちもみなさんから元気をもらっていましたよ。さあ、もらった課題(自己診断テスト)にしっかり取り組んでくださいね! See you!
粕屋中学校のみなさん、元気ですか。風邪などひいていませんか。全校生徒みんなで新年度の新しい出発をしたいと思っていますが、なかなかそうはいきません。もうしばらく辛抱しなくてはならないようです。現在の状況は、これまで誰も経験したことのない状況です。ですから、今こそ「粕中 A CTION 」の「 ACTION C C hallenge
」です。生徒も先生たちもみんなで新型コロナウィルスの打破に 向けて、 挑戦・努力の時です。この難局をみんなで乗り切っていきましょう。
さて、今、何をするか。一人の時間をどう過ごか。 一人で時間を過ごすことは、豊かな人生をつくるという点において とても大切なことです 。今が「 一人の時間の使い方を考える 」 貴重な時だと言えます 。学校から出された課題の他に、「今、自分ができること」を考えてみませんか。かく言う校長先生は、今、はまっていることがあります。 Youtube で「 Wow Art
」というアクリル絵の具を使って絵を描く番組 を毎晩一つずつ見ること です。 そして、 紹介されている絵を自分でも実際に描いてみようと思っています。また、もともと好きだった園芸(
植物の世話)をもう一度やってみようと思っています。特に、公園の木々の種が芽を出し、木の下に小さく生えている幼い木を持ち帰り、盆栽に仕立てていこうと考えています。これらは趣味の範疇に入るのかもしれませんが、教室ではできない学びがたくさんあります。みなさんも、課題以外にも例えば、 ミシンで手作りマスクをこだわって作ってみる 、 週に2冊の小説を読む 、
毎日面白い雲の写真をとって絵を描いてみる 、 メダカの繁殖に挑戦してみる など、 考えてみると次々にやりたいこと、 できることが 溢れてきます。 それらには 家庭科の、国語の、 あるいは 理科の学びが隠されています。ぜひ、この時間を有効に使って何かに挑戦してみませんか。 まさに 「 ACTION C 」です。
下のボタンをクリックすると、外部ページにてご覧いただけます。
粕屋町立粕屋中学校
住所:福岡県糟屋郡粕屋町大字仲原1707番地
電話:092-938-2220
FAX:092-939-4048